新年あけましておめでとうございます。
昨年も皆さまには、吉舎町自治振興連合会、6地区自治振興会の諸活動に対し、多大なるご支援、ご協力を賜りましたこと、厚くお礼申し上げます。
さて、私たちを取り巻く情勢は、収束のめどが立たないコロナ感染拡大をはじめ、昨年2月のロシアによるウクライナ侵略戦争に端を発して以降、石油、食料品などの物価高騰、急激な円安、政治不信によって将来への生活不安は一層深まってきています。
こうした厳しい状況ですが、私たちが暮らす地域が少しでも元気を取り戻し、少子高齢化、人口減少に歯止めをかけるため、吉舎町自治連としても地域の先頭に立って諸行動をしていかなければと決意する次第です。
昨年もコロナで始まりコロナで終わった1年でしたが、「3年振り」が流行語になるくらいに、様々な行事が吉舎町自治連においても復活して活性化を図りました。
8月15日に開催された「第35回吉舎ふれあい祭り」は、県内外から多くのお客様の参加をいただき、かつてないほどの盛り上がりでした。改めてスタッフの皆さま、地域の皆さまのボランティア活動に支えられて成功したものと感謝するとともに、今年も皆さまに喜んでもらえるような「吉舎ふれあい祭り」を目指して取り組んでいきます。
昨年9月「新吉舎町まちづくりビジョン」を5年ぶりに改定しました。「よっしゃ吉舎」を活動、情報発信の拠点とした、これからの私たちのめざす方向、指針を定めました。改定にあたっては検討委員会を立ち上げて、小中学校の児童、生徒からのアンケート、高校生も入った4回のワークショップを重ねるなど、「いつまでもどこまでも ずっとずっと続くまち」をスローガンとして策定されました。
情報交流会「朝のコーヒータイムよっしゃきんさい」も情報の共有の場として軌道に乗り、毎度和気あいあいと有意義な交流となっています。また「よっしゃ吉舎」落成2周年記念神楽大会、初めて取り組んだ芸能発表会もコロナ対策をしながら皆さまに楽しんでいただくことが出来ました。今年も吉舎町自治連としても、各自治振興会としても地域の中心的役割を担いながら、文化、スポーツ、お祭りなど、積極的に取り組んでいきます。
次に、年々異常気象による大きな災害が発生しています。命を守るために、行政、消防とともに自主防災組織の役割は重要です。各自主防災会の日頃の啓発活動を高めた取り組みが求められています。今年も3月5日(日)避難訓練を含めた吉舎町一斉防災訓練が実施されます。多くの皆さまのご参加をお願いいたします。
最後に、今年も皆さまのご期待に応えられるよう吉舎町自治振興連合会役員一同、力を合わせて頑張る所存です。
まだまだ続くコロナ禍ではありますが、健康に十分留意され今年も皆さまにとって素晴らしい年となりますようご祈念申し上げ、新年のご挨拶といたします。
2023年1月吉日 吉舎町自治振興連合会 会長 平岡 誠